第17回 情報デザインフォーラム キズキとデザイン 2015年09月22日

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今回の情報デザインフォーラムでは、蔦屋の最近の活動に代表される、
多様な情報を集めて整理・再編集し物語を作っている柳本浩市氏に最初にお話を聞いて、
そこからキヅキを得るワークショップを行いました。

■文脈を捉える事によって生まれる価値
 柳本浩市さん

▼樽本さんの幼少
 実家が本屋さんだったため、
 生まれたときから本が身近にあった。
 3歳からスイングジャーナルなどを見るようになった。

 4歳のとき宝島で植草甚一と出会った。

 5歳 Whole Earth Catalog(1万円くらい)

 6歳 Made in USA Catalog
    モノを通してアメリカ文化を知る/メールオーダーの開始

 3歳?4歳 学研の秘密シリーズにハマった。

 4歳 寺内貫太郎一家を見始める。

 4歳 怪奇大作戦

 4歳 ひこうき雲(荒井由美)

 6歳 日本のロック相関図を作る

 5歳 ブラックジャックを読んで
    中身が違うことに気づいた→話に差別的な問題がある
    スペル成人→被爆団体から非難された

 7歳 民俗学への関心(妖怪談義)
    柳田くにお

    自己流考現学を始めた

    南方隈直

 8歳 Power of ten

▼独学で様々な情報や収集物を得ていったが、多くの人は無関心でした。
 理解度をお金に換算するべくビジネスを始める→6歳
 (小学校一年生で年間2000万くらい稼いでいた)

▼収集すること:ファイリング
 あらゆるものをファイリングし、
 ファイリングしたものから抜き出して展覧会を行った。
 (現在で50億点)

▼文脈の編集:書籍の出版
 自費出版で買い取ってもらった。(3800円)
 2種類で13万冊売った。

 色々な本を沢山発売し、ほとんどが10万冊を超えた。

▼文脈の編集:展覧会
 スウェーデンの作家の展覧会を自費でやったところ、
 スウェーデンの大使館から挨拶したいと言われた。

▼文脈の編集:展覧会
 ブラウンの展示
 展示することにより製品のクオリティを挙げる一因になった。

▼大衆の眼
 コップを回したら把手が付いているジョッキだった。
 大衆の眼がありながらかつ気づかなかった視点を提示することで大衆は新しい価値を知る。

▼文脈の編集:ワークショップ
 子ども達に250枚の絵を書いてもらった。
 250枚のキーワードをゴムで繫げていった。

▼なぜ文脈なのか

 産業革命前→シンプルな情報量
   ? 
 産業革命時→テクノロジーの発展で物・情報量が飽和、情報の整理が必要。

 カテゴリー内の飽和と多様化、カテゴリ同士の関係の欠如がおこる(?20世紀末頃)
 (このころインターネットが出現)

 タニタ食堂
  21世紀以降の文脈カテゴライズ
  健康・ダイエットというライフスタイル

 ネスレ×イトーキ
 Wellness Office PROJECT

 代官山の蔦屋書店 2011年
 ラウンジがあったり通常の書店とは違った作りになっている。
 旅行本コーナーには国別に分かれているが、
 建築本や小説や文化人類学やレシピ集などを集めた。

 キッズコーナーを作成した。
 (ベビーカーが通れるように導線が広い)

 同じビルには24時間の小児科が併設されている。

 MUJI BOOKS 2015年

 情報を求めて人々は集まるが買ってはくれない。

 銀座 伊東屋 2015年
  カテゴリをモノからコトへ変換した。
  (DESK、MEETING、HOME)

 二子玉川蔦屋家電 2015年
  本屋と家電製品の融合

▼家電販売の歴史的変化

 街の電気屋さん
  ↓
 家電量販店
  ↓
 Amazon
 価格コム

▼家電販売の歴史的変化

・バーチャル
  2000年代
   インターネット(価格コム・Amazonなど)
    ↓
  2010年代以降
   インターネット(価格コム・Amazonなど)

・リアル
  2000年代
   家電量販店
    ↓
  2010年代以降
   家電量販店(蔦屋書店家電型)  
 
▼社会構造の変化

 発展途上社会
   個人満足を前提にした限定的な世界観
  ↓
 成熟社会
   誰もが参加可能、しかし、
   全体の妥協点で合意された社会のため誰もが満足できない。
  ↓
 ポスト成熟社会
   個人の満足の集合体が社会の満足を構成する。

▼現在進行しているプロジェクト
 loTデータ
 ユーザー嗜好データ
 →ガイドブックを作ろうとしている

▼ストック・マネジメント
 図書館古情報
 空家問題
 高齢者問題

 コスト→プロフィットに

 再編集によって現代社会に受け入れられる知の継承を促す。

 

■キヅキとコミュニケーションデザイン・ワークショップ
 ▼まずは「伝統的デザイナー」と「未来的デザイナー」について考える。
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■キヅキとサービスデザイン・ワークショップ
 ▼次は4名で1組になって、「司会者」「促進者」「インタビュー対象者」の役割を分担。
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 「美容室・床屋」での、いい体験と残念な体験を、それぞれ具体的に語っていく。
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 「美容室・床屋」の体験の気づきを参考にしながら「歯医者」の体験で、
  関連しそうな体験を考えていく。
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パネル発表もありました。
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■懇親会
 懇親会はいつもの「くいものや わん」でした。
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