早稲田大学のサイトリニューアルがなぜこんなにひどいのか。

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久しぶりにセミナー以外でブログ書きます。

このたび早稲田大学のWebサイトがリニューアルされました
http://www.waseda.jp/top/

 

が、かなり論議になりそうなリニューアルなので、
情報設計専門家として内容を見てみます。

 

1.なにがグローバルなサイトなの?

 今回のリニューアルではIE10以降を対象外としていて、
 普通に使っているIE7や8では見ることができません、

 これはアクセシビリティ上かなり問題だと思います、
 多くの人が目にする大学というサイトでノンアクセシビリティを貫くというのは、
 いまの時代にそぐわないのではないでしょうか。

 わざわざIE10にアップデートまでしてみるサイトでもないですしね。

 ぜんぜんグローバルじゃありません。かっこ悪いです。

 

2.レスポンシブデザイン?

 スマートフォン、タブレットに対応したサイトになったみたいですが、
 そもそものところで、アクセシビリティを無視しているということは、
 どうなんでしょうか、レスポンシブ=アクセシビリティだと思っているのですが・・・

 あとスマートフォン対応になっているはずが、

 文字が小さすぎてクリックできなかったり、
 リンクなんだけどそうは見えない文章などがあります。

 リンクされているものはボタン化したり、下線をつけるなどしてほしいです。

 

3.なんか細かい芸がしこまれている

 ロゴにマウスオーバーするとロゴが回転したり、
 クリックするとスクロールするなどの細かいアニメーションが取り入られていますが、
 そもそもそんなの必要なのか、機能優先でデザインされてないでしょうか。

 

4.現在地がわかりにくい

 早稲田大学自体のコンテンツ量が多いため、
 かなり多階層になっています、

 左の固定メニューでコントロールするようになっているのですが、
 ユーザーが目的のコンテンツにたどり着くのが難しい印象があります
(これはユーザーテストしてみないとわかりませんけどね)

 

5.混乱する

 まだリニューアルの最中だと思うのですが、
 学部のサイトなど、別ウィンドウで飛ばされることが多いです、
 これもユーザビリティ上はあまりよろしくないです。

 

6.中途半端な英語表記

 ところどころに英語表記があるのですが、
 日本語サイトなのに日本語で表記されてないことに違和感を感じます、
 HeadlineとかTopicsとかわかりません。

 

7.大学としての魅力が感じられない

 受験生だとしたら、大学の魅力を知りたいはずです、
 もちろん有名な大学だからある程度の情報はわかりますが、
 実際に入学したらどうなるのか、どうしたいのか、
 サイトから魅力が伝わってきません。

 

じゃあ、お前ならどうするってとこですが、
アクセシビリティは必須です、
IE6も対象範囲(くずれてても内容は読み取れる)にします。

そのうえで、学生や保護者や他の人が早稲田大学の魅力を感じられるようなサイトにしたいですねー。

ぜんぜん大学行きたい感じになりませんもん。

(言うのは簡単ですよね、すみません)

とはいっても、
膨大な情報量とおかしなバナーだらけになる大学サイトを、
綺麗にまとめているのは評価されるポイントです。

 

その他の大学はどうなっているかというと、

ゴメスさんのランキングだと明治大学がトップですね(しかしこれも微妙)

http://www.gomez.co.jp/ranking/university/

 

いい大学サイトはないのか。

と探してみて、
常葉大学のサイトが結構いい感じに思えます。
http://www.tokoha-u.ac.jp/


そんな感じで、簡単ですが、
サイトを評価してみました。

 

ちなみに制作した会社さんのページもIE8ではみれません、とほほ。
https://www.cinra.co.jp/press/waseda/


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